品質については、どこの会社・企業にあっても、より高い品質を志向しようというのは当たり前のことです。しかし、コストのかけすぎで赤字を出してしまえばもとも子もありません。いかにコストをかけずに、より良い品質を追求するかが、企業の永遠の課題です。永遠の課題であるがゆえに、様々なスピーチの機会(朝礼や講話など)に、品質について触れられることもあろうかと思います。
一方、現状の品質を維持し続けることも容易ではありません。せっかく生み出した最新の品質をまずは維持し続ける努力がなければ、世の中からは認められません。トヨタの自動車、特にハイブリッド仕様の自動車は、その品質が世に知られて増益を達成しましたが、その矢先のリコールで何万台もの回収を余儀なくされました。
トヨタさんのことです。日々の生産ラインでの品質維持の努力には並大抵のものではないところがあったと思います。すると、設計や計画段階でのミスなのでありましょうか・・。本当に品質の維持はたいへんだと思います。こういった、維持し続けることの困難な品質を朝礼ネタとして披露するのも、問題提起として良いかもしれません。
朝礼のスピーチでは、一つのテーマに対して、はっきりとした結論の提示が必要な場合だけでなく、話題に触れるだけでも関心がもたれる、という場合があります。あるいは、あまり知られていない分野の動きや運動の紹介だけでも、ためになったといわれることがあります。
品質に関する標語やスローガンについては、工場や生産ラインだけでなく、ITやその他の分野にも通じるものが見受けられます。すなわち、あらゆる分野に求められているのが品質というテーマであるということです。このため、広く世の中の話題を求めていると、必ずと言ってよい程に品質にかかわるエピソードに出会うものです。朝礼のスピーチの話題として、お堅いものでありながら、バリエーションに富んだ話題。それが【品質】、であると言えるかもしれません。